こんにちは。守口市会議員団です。
[2016.5.18] -[新守口]
就学援助は義務教育は無償とする憲法26条に基づいて、小中学校のいる家庭に学用品費や給食費などを援助する制度です。守口市では小学校で25.53%、中学校では25.08%とどちらも4人に一人が受けています。教育委員会の窓口へ直接申請する方法と、学校を通じて申請する方法があります。申請は年度途中でも行えます。自治体によって認定基準や申請の締め切りが決められている市もあります。守口市は5月31日までに提出され、認定された場合には4月にさかのぼって支給されます。6月以降の申請も受け付けられますがその月からの支給になります。認定基準や申請の提出日は各市によって特徴があります。例えば門真市では2人世帯の場合は所得金額が年間195万4百円以下の世帯は認定されます。守口市の場合は185万2800円以下の所得でないと認定されません。表で見てもらえばわかりますが門真市は母子家庭・父子家庭に対して手厚いといえるのではないでしょうか。寝屋川市は提出日が4月30日までになっていて5月に提出してもさかのぼることはできません。守口市の認定基準は前年度の基準額に対して大阪の消費者物価指数をかけて生活保護基準より下回らないように毎年認定基準が変わってきます。支給は9月、12月、3月に振り込みで行われます。しかし入学のこどもを持つ保護者は制服代や体操服などは高額であり、さらにそのほかの入学準備にお金がかかり入学前支給は切実な願いです。市民の要望で新潟県では今年から小学6年生で2月に認定されていれば、中学校入学準備金が3月に支給されることになりました。さらに1月に入学前支給申請すれば3月に入学準備金が支給される福岡市、栃木県日光市では入学資金貸付制度があり認定されれば就学援助金が貸付金の返済に充てられています。守口のように最初の支給が9月では遅いです