こんにちは。守口市会議員団です。
[2007.10.2] -[新守口]
西郷通二丁目にある朝日機工(舟木成二社長)が、何の事前説明もなく、会社事務所・工場建物、および土地を新たにつくる小会社に売却する計画が発覚し、労働者・労働組合の怒りが沸騰しています。
これは舟木社長を代表取締役とする一〇〇%子会社の朝日恒産株式会社を設立、朝日機工の建物や一五〇〇坪の土地(実勢価格九~一〇億円)を、簿価(帳簿上の価格)わずか一七〇〇万円で譲渡しようというのですから、労働者が怒るのも当然です。舟木社長による事実上の朝日機工の乗っ取り、または私物化といえるものです。朝日機工は、新たに土地・建物を所有する朝日恒産からそれらを借り受ける、テナント会社の地位に転落します。これでは、社会的信用の点でも、金融機関に対する担保を持たなくなるという点でも、今後の経営にとって大きなマイナスとなります。
さらに、こうしたやり方というのは、二〇〇一年に会社側と組合とで交わした、事前協議・同意協定にも反するものです。
株主総会で以上のことが決められようとしていた九月二〇日には、JMIU朝日機工支部の組合員らがストライキと本社前抗議行動を展開、大阪労連北河内地区協や守口労連など地域の労働組合の支援も受けました。残念ながらこの日に舟木社長は多数決で新会社の設立を強行してしまいましたが、会社の登記等はこれからであり、労働者らのたたかいはまだ続きます。